Monday, December 04, 2006

携帯電話・インターネットも世界に遅れてる?

インターネット報告書 @ 国際電気通信連合(ITU*)が3日に発表されたという。(朝日新聞より)
先進国では、携帯情報端末、インターネットと共に急速な高速大容量化の時期に移行。

全般的に普及は急ピッチで携帯電話利用者が10億人を超えるのに21年間かかったが、その後20億人を超えるまでに3年間しかかからなかったという。
情報通信産業の市場規模は350兆円超(3兆ドル超)だと。

(1)携帯電話の世界の利用者数は20億人超。
これらの中で、携帯電話最大利用者数は、
中国 約3.9億人で世界一だが普及率(人口100人当たりの契約者数)は30で世界一のルクセンブルクの155と大きな開きがある。
日本は、普及率74に過ぎず55位と低い。

(2)インターネット利用者数は9億6500万人(約10億人に迫る)
利用者数内訳は、
米国:1億8500万人
中国:1億1000万人
日本:6400万人
インド:6000万人の順だ。
普及率はアイスランドが88で1位、日本は50で22位。
これまた日本の普及率は意外にも低いレベルだ。

ブロードバンドの普及率も27のアイスランドが1位、2位は韓国、日本は18で14位。
ブロードバンドに対応する携帯端末の普及率では韓国26に続き、日本14で3位。
ブロードバンドの料金は、100kbps当たり0.07$(約8円)に日本が一番安い。

こう見てくると我々日本人は、日本は全般的に最上位の位置にいるのかなという思いを持っていたが、井の中の蛙でした。

*Intenational Telecommunication Union
http://www.itu.int/osg/spu/publications/digitalife/docs/digital-life-web.pdf
但し、上記PDFにはstatistical annexは添付されていない。

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