フードマイレージ(food mileage)
1/2の読売新聞にフードマイレージなる言葉があった。Wikipediaによると、フードマイレージ(food mileage)は、「食料の(=food)輸送距離(=mileage)」という意味。重量×距離(たとえばトン・キロメートル)であらわす。食品の生産地と消費地が近ければフードマイレージは小さくなり、遠くから食料を運んでくると大きくなる。
読売によると食材輸送に伴うCO2排出量(g)は
小麦粉100g当り 北海道産14 米国産58
イカ300g 青森産29 中国産53
アスパラガス30g 長野産1 オーストラリア産341
イチゴ100g 栃木産2 米国産1348
ブルーベリー200g 長野産6 米国産2780
しかし、これはエコロジカルライフを考える時の一側面での指標となり得るがエコライフの絶対尺度とはならないという。だがこのような事を我々日本人は今まであまり気にしたことがなかったような気がする。
当たり前のように美味しいもので、ある程度適当な価格であってもどしどし余りにも積極的に受け入れてきているが、これからはそうはいっていられない時代がきている感じがする。最近の食の安全の関心の強さに含めて更にもう一つの観点である地球温暖化という観点での関心にも目を向ける必用がある気がしてきている。
地球温暖化を考えるということは、我々の生活スタイルについて一人一人の認識・考え方を含めて全体をもう一度見直す必用があると感じる。このような全体アクションを国民全体に分かり易く解説してくれる場があっても良い感じがする。
フードマイレージ(wikipediaより)
国名 総量 国民一人当たり
日本 9002億800万 7093
韓国 3171億6900万 6637
アメリカ合衆国 2958億2100万 1051
イギリス 1879億8600万 3195
ドイツ 1717億5100万 2090
フランス 1044億700万 1738
※単位:トン×キロメートル
参考サイト
foodmileage.com
食品・食生活指針の情報センター