Thursday, August 31, 2006

総合スポーツセンタへ

ウィークデーの運動回数は1回、出来れば2回くらい実施したいと考えている。
しかし結局ウィークデーは一回位しかできない。今日はその1日で一旦自宅に戻ってからプールに行ってきた。
いつものトレーニングメニューは大体今日のパターンと大して変わりない。
最初ウォーミングアップを兼ねて自由形で800m(400mゆっくり+少しスピードを上げて残り400m)
更にバックとブレスト各々50m×2本づつで体ほぐし終わり。
次に100m×10本のインターバルを泳ごうと思ったが、少し混雑していたので自由形50m×20本(65秒サークル目標だが他人にぶつからない程度の間隔をとるため90秒~100秒位になることもあった)にしてしまった。
人によるだろうが今日の同じレーンの人達は、人のことは全然気にせずマイペースで泳ぎ出す連中が多すぎた。大体他人の泳ぎを見ると自分が今この時点で先に出るとどんな具合になってしまうか分かるだろうがと思うが全く気にしない。どうにかして欲しいと思う人達が2人いて思うような練習が出来なかった。更に壁に着けば真ん中に立って、他人が泳いでいこうが全く気にしなくそのまま壁に立ち続けて、泳いでいる人がタッチしてターンできない。どうなっているのと言いたい感じがするがそこはじっと我慢。
次に100mメドレー3本、自由形50m×5本のクイックターンの練習、25m×4本全速力
ダウン200mで終わり。
どうも木曜日は貸し切りが3レーンあるせいか混雑しているようだ。
人の少ない日を探してみようかという気がした。

Wednesday, August 30, 2006

装着型ロボットスーツ

今日お茶の水の旧日立本社ビルでSuperHオープンフォーラムがあり行ってきた。このフォーラムでは筑波大学山海嘉之教授のロボットスーツに興味があったため申し込みをしてあった。先生の講演は最後であったが、ロボットスーツの開発に関わる話の中で、様々な分野を融合できた成果だという。Cybernicsなるジャンルは、脳、神経科学、行動科学、ロボット工学、心理学、IT技術、生理学など、さまざまな分野を融合させた新しいテクノロジーだとの事。

先生の姿勢が何とも頼もしく中途半端は嫌いで何でもとことんやる方だという。ロボットスーツ研究では、肝心な生体電位(筋肉を動かそうとした時に脳から発せられる信号によって発生する)信号の取り込みでは従来のメカトロニクスだけの発想では生まれず、人間、機械、情報系を融合複合し、文系・理系を総合的に動員したという。特に人間の動きを先取りしないと足手まといになってしまい逆に疲れてしまう結果になるそうだ。

ロボットスーツはバッテリー駆動で立ち上がる、座る、歩く、階段を昇降するなど人間の動作支援をし100kg超の重量でも簡単に持ち上げられるとの事。先に標高4200mの山にHAL(Hybrid Assistive Limb)を装着して身体障害者を背負って登ったスライドが出されたがすごいと言うしかない。今後様々な分野でこのHAL支援を受けて活躍の場が出てくるに違いないが、早くもっと一般的になるのが楽しみである。

先生は、CYBERDYNE株式会社の代表となり研究成果を活用することを目的に今年(2006)6月に大学発ベンチャー企業を設立したという。一番重要なのは、このようなものや仕組みのビジョンづくりだという。
うーむ~。一般人は、ビジョンと現実が離れすぎてしまっている。

放射線アレルギーのつまる所

今日の読売新聞に(食品と放射線)「なぜ必要な技術をタブー視する」という社説が掲載された。この社説に正に共感する者だが、今までのマスコミももう少し科学や技術を冷静に理解し受け止め放射線を伴う原子力の利用や優位性を相対的に評価することが必要と常々思っている。

食品の放射線処理が市民権を得られる契機にすべきだとの指摘であるが、マスコミ以外にこれまでの国の姿勢(政府及び官僚)も何とも弱腰・大衆迎合・ご都合主義(マスメディアから不都合な記事は寸分たりとも指摘されないようにする、自分の地位保全のため堂々と先陣を切って前に進もうとする姿が見えなく本質的問題を矮小化したり隠す)的な姿勢が見えてならない。瞬時に膨大なエネルギーを生じさせる原子力の利用は、慎重であらねばならないと考えるが、エネルギー輸入大国であり、技術立国日本としては、現状の化石燃料に頼ることがどのよな状況になるのか予想がつかないはずがなく、もっともっと積極的な原子力利用ビジョンを示して実行をすることが何よりも必要と考える。

京都議定書で1990年代のCo2排出量とするには当時6%削減し、そのままの排出量を維持させなければならないのに、既に8%を超えているため14%の削減が求められている。逆立ちしても難しい数字となっていることから排出権取引とやらで主に中国に技術もお金も垂れ流すしか解決方法がない所まで来てしまっている。
当時、国は原子力発電所を10数基作る等の構想を打ち出したが、未だに全くそのような状況にはなく、民間電力会社が様々な不祥事を吹き出させたがためと言わんばかりの無責任な態度を装っている。

政府・大臣・省庁の官僚各々縦割り社会の弊害をなくし一丸となってもう少し科学技術立国としての独自性を発揮して日本という国の価値を高めて貰いたい。それにはある意味小泉首相のような強い指導力も必要だし既成の既得権者を解放することも必要であると考える。

Monday, August 28, 2006

Amish村と遺伝子革命

「21世紀 知の挑戦」(立花隆)を読んでいたらAmish村に関しての話題があった。H18年6月アメリカに行きNYCからBaltimoreまで車で旅行しようとしてAmish村に立寄るかGettysburgに立寄るか迷ったが、単に昔の生活(文明生活を拒否して自動車も電気も使用しない、未だに馬車とランプの生活送っている村)を見るというのにそれ程興味が湧かないし面白みがないと思い行かなかった。

立花隆氏によると、ここでは18世紀にわずか24人がヨーロッパから移住してきて現在15,000人位になっているという。血液的には閉鎖的な集団として膨らんできているため当然近親者同士の結婚による遺伝的な変異が蓄積し、様々な特殊な遺伝病を多く抱えた地域だとのこと。その1つがクリグラー・ニジャール症候群(体内にビリルビンという物質が蓄積してしまう病気。血液中のヘモグロビンが分解するときに必ずできるが、普通の人は肝臓の分解酵素でビリルビンが出来るそばから排出されるが、クリグラー・ニジャール症候群の患者は分解酵素がないので放っておくと中枢神経がやられ、脳性麻痺になってしまうという。この病気にかかると24時間ビリルビン分解作用を持つ特殊な光の照射を受けながら、しかも16才になる迄に肝臓移植手術を受けなければ助からないという代物だそうだ)

このような病気を今現在進行している遺伝子革命が、不具合を起こした遺伝子の修復ではなく、代わりに正常な遺伝子を入れて働いて貰うことにより助かる道が開けてきそうだという。これはキメラプロストというDNA修復機能を持つ人工ヌクレオチド(塩基配列)だという。

21世紀の分子生物学・バイオ技術という分野が劇的に病気の治療に入り込んできているようだ。一方ではAmishのように文明生活の遮断と最先端科学の受け入れということは別としても兎も角、分子生物学・バイオ技術がどう扱われていくのか我々素人にとっても非常に興味深い技術だ。

Amish(→Pennsylvania Dutch Country)
They pronounce Amish with a broad "a" (Ah-mish).
Pennsylvania Dutchというのは17-18世紀にペンシルベニア東部に移住したドイツ系の子孫とのこと。

Sunday, August 27, 2006

区民水泳大会に参加

昨年4月荒川区に転居後はじめて夏の区民水泳大会に参加したら、年齢区分が新設されて2年目だったためか50才以上男子自由形50mがnew record(32"22)となった。(年齢区分50才以上がないため30才以上の100m自由形にも参加しタイムは、1'15"64)

今年も今日同じ大会に参加したら昨年の記録を11/100秒更新(32"11)できた。昨年から今年にかけて練習に力を入れた時と執着のない時が何回かあったが、記録から体力の維持ができていたという結果は嬉しい。(同じく30才以上100m自由形は1'15"03)

それにしても何故若者のようにもう少しスピードが出ないのか不思議な感がする。学生時代から泳ぎ込んだ人は余りバタバタしなくとも水中での推進力が不思議なほどある。手の使い方やビートの推進力の技術の問題か、はたまたストリームラインの問題で水抵抗が強いのか?
一度自分の泳ぎを見てみたい気がする。