Wednesday, November 08, 2006

学生の質の問題

高校の必修科目未履修の問題が大きく騒がれているが、日本の子供たちと親が目指すゴールは有名大学入学だといわれて久しい。

高校生以前の小中学生にあっては、時の文部省が「ゆとり教育」の名の下に推進した結果、学力ベルの低下が問題となっている。これだけいわれていながら依然としてちょこちょこした小手先の体のかわし方でその場を過ごしてきているがとうとうどうにもならなくなったという所迄来ているのか?

今日のNHKクローズアップ現代「読み書きが出来ない若者対策は」と題して報道されていたが、大学生や社会人が小学生程度の漢字が書けない、漢字が読めない、意味が分からない、言葉を知らない、文章が書けない等惨憺たる事実に直面しているという。そういう自分自身も同じ穴の狢的な所があるが、それにしてもひどさの程度が違いすぎる気がする。

安倍総理は教育改革を公約に議論を始めているが、小手先の改革で生徒、先生、親、社会が振り回されることなく、長期的に取り組んでみたいと誰しも思える改革にして欲しいと願う。

今日の朝日新聞にはアメリカの大学生の一般教養は、名門大学といわれる所でも新入生に比べ4年生の方が成績が落ちているという調査結果(ISI:米国の大学間学問研究所)がでているという記事があった。これが日本と比較してどうかは分からないが、どこも教育については頭の痛い問題となっているようだ。詳細は、以下のURLを参照。http://www.americancivicliteracy.org/

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