Monday, October 16, 2006

母の三回忌に思う

84歳で永眠した母の3回忌に伊豆に行ってきた。早いものでもう3回忌となってしまった。年に5~6回前後しか行っていないのでせめてもこういう時にはお墓参りをしないといけないと思う。脳梗塞で倒れて13年間一日も欠かさず母の面倒を見てくれた父も現在88歳、感謝の意味でも皆が集まってやることが父への励ましに繋がるものと思う。母の想いはいろいろあるが、それにも増して母の晩年を介護の明け暮れで自分の天命として看病・リハビリに明け暮れ、尽くした父の強靭な精神力・忍耐力に頭が下がる思いがしている。

それに比べ今の自分たちは、何とも苦難を苦難と思わない精神的な強靭性・忍耐力についてもっともっと学び、養わないといけないと思う。人は物事をどう捉えるかによって同じ事をやっていてもその姿や周りに与える影響力がまったく異なる。他から見ると辛いこと、大変なことを何とも態度や口に出さずやってしまっている人がいる。本当はどれ程辛く大変なことであるかに違いないと思うこともある。それに自分が甘えてしまっては申し訳ないと思いながら、ついぞ任せてしまっていたような気がする。鍛え直しが必要と思う。

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